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『オールザッツ漫才』(オールザッツまんざい)は、毎日放送(MBSテレビ)が1990年から、毎年12月29日深夜から30日未明・早朝にかけて(年によっては30日未明・早朝に)、特別番組として放送するバラエティ番組。 ハイビジョン制作で、基本として関西ローカルの生放送。ただし、放送年によっては、毎日放送の系列局(TBS系列)の一部で同時ネットを実施することがある。 == 概要 == 1990年に放送開始。毎年年末に約5時間という長丁場で、深夜に公開放送の形でオンエアーされるお笑い(ネタ)番組である。 番組の原型は、同様の形式で放送された『朝まで働けダウンタウン』(1988年・1989年)で、この時点では出演メンバーは主に当時の2丁目劇場のメンバーとなっていた。オールザッツ漫才となった初回の司会はオール阪神・巨人。開始当初はベテランから若手まで、吉本芸人が総動員で漫才やコントを披露していたが、特に若手の中にはNSC(吉本総合芸能学院)在学中に抜擢され出演する芸人も多くテレビ初出演がオールザッツというコンビも多い、2002年からは若手中心のメンバー編成となり、若手のトーナメント戦を中心とする番組として放送されていたが(この頃からステレオ音声での放送開始)、一時期ネタ披露のみの編成となる。近年は若手芸人のトーナメント(2007年より一対一の対決制から足切りによる勝ち抜け制度に変更)を復活させ、中堅芸人のネタ披露と合わせた2つの企画を軸にした形で放送されている。 「この番組を見れば今の関西の笑いが分かる」と言われる〔MBSドクホン(2006年12月号)の特集より〕ほど多くの人気芸人が出演しており、ダウンタウンも録画したDVDを観ているとのこと。関西ローカルの番組では『八方・今田の楽屋ニュース』(朝日放送)共々年末特番として完全に定着しており、関西のお笑い好きの視聴者は、年末は必ずと言っていいほど、両番組を見ているだろうと言われている。 また、師走の夜中に長丁場の生放送という事もあってか、ネタに対する観覧客の反応がシビアなのも特徴のひとつ。若手のネタがスベった場合の凍りついた空気も偽りなくそのまま放送されている。 2011年3月2日に第1回から第20回まで収録されたDVD4枚組が発売される事が決定した。 長年「関西の年末の風物詩」と言われてきた番組だが、2013年・2014年にはTBSテレビとRKB毎日放送でも放映され、関東と福岡にネットした。これに対し、千原せいじは「関西だけでやってたから楽しかった」、ケンドーコバヤシは「『毎年、関西からビデオを取り寄せてる』みたいなテレビ関係者にも『いつでも見れる感』が生まれていると思う。しかも関東の芸人などに手の内を見られ、既に攻略されてしまっている」と語っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オールザッツ漫才」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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