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オールド・スパニッシュ・ポインター : ウィキペディア日本語版 | オールド・スパニッシュ・ポインター オールド・スパニッシュ・ポインター(英:Old Spanish Pointer)は、スペイン(バスク地方)原産のポインター犬種のひとつである。別名はナヴァロ・ポインター(英:Navaro Pointer)、ブラッコ・ナヴァロ(英:Bracco Navaro)。 == 歴史 == 1644年に執筆された本にも既に犬種としてその名が記されている、かなり古い犬種である。力強い犬種を目指し、ラージ・スパニッシュ・ハウンド (サブエソ・エスパニョール)やブラッコ系犬種などを交配させて作出された。 もともとはセントハント(嗅覚猟)に使われ、動物のにおいを追跡・発見し、自らしとめていた。本種は特異な珍しい特徴を持ち、嗅覚が非常に優れていると考えられていたため、広く用いられていた。もともとセントハウンドではあったが、のちに直系の子孫であるスパニッシュ・ポインターがポインターとして優秀な働きをすることができると判明すると、本種もポインターとして用いられるようになった。 しかし、現在は子孫の人気に押されて頭数が減少し、絶滅の危機に陥っている。だが、幸いにも愛好家は多く、手厚く保護されているため、頭数は少ないが絶滅を何とか回避している。愛好家はバスクのナバラ地方に多く、そこでは人気が高い。ほとんどがその地で飼育され、実用犬としてだけでなく、ペットやショードッグとしても飼育が行われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「オールド・スパニッシュ・ポインター」の詳細全文を読む
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