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カイザー級戦艦[かいざーきゅうせんかん]
カイザー級戦艦(Linienschiffe der Kaiser-Klasse)は、ドイツ海軍の弩級戦艦の艦級である。本級は第一次世界大戦前に5隻が建造された。通常ドイツ戦艦は戦隊編成上1クラス4隻を基準にして建造されたが、本級ではフリードリヒ・デア・グローセを大洋艦隊の独立旗艦として建造したため、同型5隻が計画された。 == 概要 == 本級は旧態化した海防戦艦の代替としてドイツ海軍の1909年度計画および1910年度計画で計5隻の建造が承認された。弩列強各国が弩級戦艦の推進機関に蒸気タービンを採用していたのに比べて、機関製造技術に後れを取っていたドイツ造船界もこの頃になってようやくパーソンズ社やブラウン・カーチス社の蒸気タービンの製造権を買って国産蒸気タービンの製造が行えるようになったため、戦艦として初めて機関を搭載した艦級となった。全艦が第一次世界大戦に参加し、そのうちケーニヒ・アルベルトを除く4隻はユトランド沖海戦に参加した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カイザー級戦艦」の詳細全文を読む
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