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カイヤドリヒラムシ ''Stylochoplana pusilla'' Bock は、扁形動物多岐腸目の動物の一つで、いわゆるヒラムシの1種。主として巻き貝であるイシダタミの殻の入り口内側に生息する。 ==特徴== 体は楕円形で、形の上では前後が不明確。体長4mm、幅2mm。体は扁平だがこの類としては厚手。色は全体としては淡い褐色で、背面中心を前後に伸び、そこから両側に分岐する腸に沿ってやや濃い模様になる。腸管の先端は互いに癒合しない。 小さくて目立ちにくいが、前端から1/4のところの真ん中寄りに一対の短い円錐形の角状の触手がある。この触手の周辺に10個以上、脳域の両側に多数の眼点がある。 体の中央下面に口があり、咽頭の長さは体長の1/3を占める。 後端から1/3のところに雌雄生殖孔が前後に接して並ぶ〔この章は主として岡田他(1965)、p.324による〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カイヤドリヒラムシ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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