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カイン・パンジャン(kain pandjang)とは、インドネシアジャワ島の盛装に用いる腰布。 縦約150センチ、横250センチほどの長方形の一枚布で、緻密なバティック(ろうけつ染め)が施された木綿平織地のジャワ更紗。 男女共に用いるが、現在は男性の着用は少ない。 ジャワ島の王室内で発展した衣装で、材質は木綿一種だが柄などによって王族用、貴族用などの格付けがあった。 == 着装 == 布の片端にあらかじめ2センチから3センチほどの十本前後の襞が畳んでおく。 襞のない側の布端を、下から上に三角形に折り返し、後腰に当てる。 左から右に布を巻いていく。 襞が正面にきたところで、腰に幅17センチ長さ122センチの密な平織りでできた帯(スタゲン)を巻いて留める。 男性は普通上半身は裸だが、女性はバジュ(badge別名をカバヤkebaja)という前開きのレースまたは薄手のナイロン製ブラウスを身につける。 バジュには前を止めるボタンやジッパーはないが、胸当てが縫いつけられており、二個一対の細い鎖で繋がれた金のブローチで前を留める。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カイン・パンジャン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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