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カウチサーフィン
カウチサーフィン () は、インターネット上の無料国際ホスピタリティー・コミュニティーであり、現在世界で最も大きなホスピタリティー・エクスチェンジ・ネットワークである。英語の「カウチ」(couch, 日本語で言うソファー)とサーフィンを併せた名称である。CSともいう。 海外旅行などをする人が、他人の家に宿泊させてもらう(カウチをサーフさせてもらう)という形式の相互的な思いやりや信頼による制度である。コミュニティーの軸にしたウエブサイトにて、プロフィール、身分確認制度、メンバー同士の評価等により、世界各地のメンバー間で連絡を取り相談の上で宿泊が決まる。 2004年1月1日に公式に開始したカウチサーフィンは各国マスコミの過熱報道を受け、2009年9月の時点では、200か国に亙る130万人のメンバーがいる。(日本にて活躍しているメンバーは1300人程度。)ウエブサイトとして2008年にページビュー数(ウエブサイトがアクセスされた回数)が1日3千万超であった。サイトは現在、7ヶ国語で使える。 == 沿革 == カウチサーフィンはアメリカ人ケーシー・フェントンにより2000年に始まったプロジェクトである。彼によると、アメリカ・ボストンから格安便でアイスランドを訪れた時に思いついたアイディアだそうだ。ホステルに宿泊する代わりに、ランダムにアイスランド大学の学生1500人にメールをして泊めてくれるよう依頼した。宿泊を提供すると返信した学生は50人もいた。その復路便ボストン行きで現在のカウチサーフィンという発想が生まれた。2004年1月、ウエブサイトとして公開された。翌年末にメンバーが4万5千人に達していた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カウチサーフィン」の詳細全文を読む
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