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カキラン : ウィキペディア日本語版
カキラン

カキラン(柿蘭、学名:''Epipactis thunbergii'' )は、ラン科カキラン属多年草里見信生 (1982)、208頁〕。別名がスズラン〔。
==特徴==
の高さは、30-70 cm林弥栄 (2009)、568頁〕。は茎に互生し、卵状披針形で、基部が鞘状になって茎を抱く。上部にいくにしたがって葉は小さくなる。花期は6-8月で〔、黄褐色のを茎の先に10ほど総状につけ、下方から開花していく。花の唇弁にある紅紫色の模様が目立つ。和名は花の色がの実の色に似ていることに由来する〔。
東北地方の花の黄色に紅紫色の模様がなく、茎の下部が紫色を帯びないキバナカキラン(''Epipactis thunbergii'' A.Gray f. ''flava'' )及び九州南部の唇弁が側花弁と同形であるイソマカキラン(''Epipactis thunbergii'' A.Gray f. ''subconformis'' )の品種がある〔。

ファイル:Epipactis thunbergii flower s2.JPG|の細部
ファイル:Epipactis thunbergii bud.JPG|
ファイル:Epipactis thunbergii fruits.JPG|若い果実
ファイル:Epipactis thunbergii s2.JPG|湿地に生育する群落


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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