|
カシオペヤ座 (Cassiopeia) は、北天に見られる星座。トレミーの48星座の1つ。 5個の2, 3等星がローマ字のWの形に並ぶ。周りには、他に明るい星が無いので、比較的探しやすい。ポラリス(現在の北極星)を探すために用いられる。 北極に近い地方では、現在、この星座は一晩中見える周極星となる。 もし、ケンタウルス座α星から地球と太陽を見るならば、その位置はカシオペヤ座にあるように見えるはずである。 == 主な天体 == === 恒星 === α星、β星、γ星の3つの2等星がある〔〔〔。 * α星:シェダルは、オレンジ色の巨星〔。 * β星:カフは、恒星時を計るためのおおざっぱな指針としても使われる。ほぼ赤経 0h に位置するため、この星が子午線上にある場合、恒星時は0時となる。 * γ星:ツィーは、特有の変光星である。視等級は1.6~3に変わる。γ星は連星であると考えられ、伴星は中性子星であると考えられる。これは最も明るいX線連星である。ほかに肉眼で見えるX線星の連星はない。 * δ星:ルクバーは、2.680等星の白色準巨星。 * ε星:セギンは、3.37等星の青色巨星。主要5星の中で一番暗い。 以上5つの星が、カシオペヤの独特な「W」字を形成する。 * η星:Achirdは、太陽によく似た黄色の主系列星を主星に持つ実視連星。 * μ星:黄色準矮星。 * ρ星:SRD型の半規則型変光星。 * R星:ミラ型変光星。 * RZ星:食変光星。 * TZ星:赤色超巨星でLC型の脈動変光星。 * V509星:SRD型の半規則型変光星。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カシオペヤ座」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|