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カセグレンアンテナ カセグレンアンテナとは主、副の反射器を持つパラボラアンテナの一種である。 == 概要 == パラボラアンテナ(そのうち、放物面反射器を主反射器とする)に双曲面反射器(副反射器)を追加したアンテナである。副反射器が双曲面凸型であるものを本項目で述べるカセグレンアンテナ、楕円面凹型であるものをグレゴリアンアンテナという。 通常のパラボラアンテナと違い輻射器による反射器を隠蔽する部分の形状を対称に保つことができるため、指向性のわずかな乱れが許されない衛星通信に多く用いられる。 カセグレン式アンテナは主鏡の焦点を遠くにしても副鏡支持具を長くしないで済む利点があるばかりでなく、主鏡焦点が遠くあることによりアンテナ視野が大きくとれる利点がある。従来副鏡支持具を長くしないため主鏡の曲面を大きくし視野を犠牲にして焦点が主鏡面近くなるような設計をしていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カセグレンアンテナ」の詳細全文を読む
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