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カゼトゲタナゴ
カゼトゲタナゴ (''Rhodeus atremius atremius'') は、コイ目コイ科タナゴ亜科に属する淡水魚。形態がよく似るスイゲンゼニタナゴ ''R. a. suigensis'' とは亜種の関係であるが、文献によってはカゼトゲタナゴを独立種 ''R. atremius'' とし、同様にスイゲンゼニタナゴも ''R. suigensis'' として記載している〔''Rhodeus atremius'' ''Rhodeus suigensis'' in FishBase. 2010年8月3日閲覧。〕。ニガブナをはじめ、ベンチョコ・シビンチャ・シュブタなどの地方名がある〔田口(1994)〕。 == 分布 == 日本固有亜種で、九州の北部から中部(佐賀県・福岡県・熊本県)および壱岐島(長崎県)に分布する。ただし中国の浙江省にもよく類似するものが生息しており、本亜種およびスイゲンゼニタナゴを含め分類学的再検討が必要とされる〔赤井(2004)〕。分布南限は熊本県八代市の球磨川で、模式産地(原記載標本の産地)は筑後川。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カゼトゲタナゴ」の詳細全文を読む
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