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カタログロット カタログロットとは、工業製品などにおいて、見本となる製品(群)である。電子部品などでは見本ロット、サンプルロットとも呼ばれる。 ==概要== カタログロットないし見本ロットやサンプルロットは、本格的な大量生産を開始する量産化を行う前に、製品を宣伝する部門、あるいは生産された実物が設計どおりの性能を持っているか評価する部門、あるいは他の企業に対し流通させるための見本となるロット(製造単位)である。 主な目的は、その製品に対しての各種の評価を行うことを目的としており、メーカーへの不具合、親和性、批評などの評価を求めるために使用される。また一般向け製品版と基本的に同等であることから、マスメディアへ新製品の販売に先立って提供され、発売前レビュー記事の参考にも供される。 こういった製品は、実際に製造設備を稼動させて市場に流通させる製品に先行して提供されるが、流通過程は一般向けに販売される製品とは異なるため、カタログロットに固有の価格設定が成される場合もある。また、電子部品やモジュールのような他の機器への組み込みを前提とする部品では、広い範囲に予め流通させ、これを利用したプロトタイプの製造に利用させる場合もある。この場合には、一般の商店などの流通経路に乗せられるが、あらかじめそういう特殊なロットに属していることが明示される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カタログロット」の詳細全文を読む
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