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カッシート : ウィキペディア日本語版
カッシート人[かっしーとじん]

カッシート人(Kassites)は紀元前2000年期半ば頃にバビロニアで活動した民族、または集団の名称。アッカド語ではカッシュ(Kaššu)、〔は、フルリ語との類似性から、に分類されることが多い。〕での自称はガルズ(Galzu)である。
== 言語 ==
カッシート人の言語については殆ど分かっていない。彼ら自身がカッシート語ではなくアッカド語やシュメール語を行政や宗教の言語として選んだため、カッシート語で書かれた文章は1つも残っていない。
殆ど唯一の史料としてカッシート語とアッカド語の対訳辞書が発見されている。他に人名・神名などの固有名詞からも少数の単語を拾う事が可能である。しかしその人名、神名も時代が下るにつれアッカド語が用いられるようになった。カッシート語はこれらからわずかな数の単語が知られるのみである。
かつてインド・ヨーロッパ語族に属するという説もあったが現在では支持されていない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カッシート人」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kassites 」があります。



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