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コピー・アンド・ペースト()とは、文章やデータなどをコピー(複写・複製)し、そのコピーしたものを別の場所などへペースト(転写・貼付)するという操作を表すコンピュータ用語である。俗称的な略語に「コピペ」、「コピーペースト」がある〔コピー&ペースト(IT用語辞典バイナリ) 〕。 カット・アンド・ペースト()とは、文書やデータなどをカット(切り取り)して、他の場所にペースト(貼付)して移動させるという操作である〔ペースト(IT用語辞典 e-words) 〕。コピー・アンド・ペーストとの相違は、元の場所にはデータが残らず、結果的にデータの移動となる事である。ちなみにこちらは「コピペ」のような省略形は「カットペースト」以外はあまり使われない。 現在のほとんどのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)システム上では、コピー(または移動)したい範囲を選択したうえで一定の操作を行うことで、クリップボードにデータをコピーや移動することができ、クリップボードにあるデータは、一定の操作で他の箇所に貼る(ペーストする)ことができる。異なる箇所へデータを容易に〔コピペ(日本語俗語辞書) 〕複製(移動)できる操作である。 == 主なコピー・アンド・ペースト方法 == コピー・アンド・ペーストの方法は、機種もしくはシステムによって多少ばらつきがある(ほとんど同じものもある)。また、キーボード上の各種キーの組み合わせによって発動するものもあれば、マウスなどのポインティングデバイスの操作で行えるものもある。 主なオペレーティングシステムやGUI環境での、コピー・アンド・ペーストのショートカットキーは以下である。 * Windows(3.1以降)、KDEやGNOMEの標準的なアプリケーション *# 範囲を選択して + *# 貼り付けたい場所を選択して + * Macintoshの標準的なアプリケーション *# 範囲を選択して + *# 貼り付けたい場所を選択して + * DOSプロンプトなど *# 範囲を選択してマウスを右クリック *# 貼り付けたい場所でマウスを右クリック * Windows(3.0まで)、OS/2 (CUA) *# 範囲を選択して + *# 貼り付けたい場所を選択して + * Windowsでスクリーンショット取得 *# キーを押下 *# 画像を処理できるアプリケーションを開いて + * UNIX系(X Window System) *# マウスの左ボタンを押しながら範囲を選択し、左ボタンを放す *# マウスの中ボタンをクリックするとカーソル位置に貼り付けされる * Emacs *# + で選択を開始し、+などで範囲終了場所まで移動する *# +もしくは+でコピーし、貼り付けたい場所で+で貼り付ける * Android OS * iOS *# 選択したいテキスト・画像を長押ししたあとに表示される「コピー」を押す *# 貼り付けたい場所にカーソルを持って行き、カーソルをタップすると「ペースト」が表示されるので押すと貼り付けられる 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「コピー・アンド・ペースト」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cut, copy, and paste 」があります。 スポンサード リンク
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