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カッポン・マーグロ
カッポン・マーグロ(、カポン・マーグロ(capòn magro)やカッポン・マグロと表記されることもある)は堅パンの上に魚介類と野菜をピラミッド状にのせてドレッシングを添えたイタリア・ジェノヴァのサラダである。 カッポン・マーグロに類似しているが料理の装いを減らした料理はリグーリア州では「カッポナータ(capponata、リグーリア語ではcappunaddaと表記)」、サルディーニャ島では「カッポナータ(capponata)」、カンパニア州では「カポナータ・エスティーヴァ(caponata estiva)もしくはカポナータ・ディ・ペッシェ(caponata di pesce)」と呼ばれる。この料理は、トマト、キュウリ、ピーマン、レタス、固茹で卵、ボッタルガ、を用いたサラダであり、オリーブオイルを用いたドレッシングをかける〔。 ==料理名== カッポン・マーグロは「断食日の鶏(Capon)」を意味する。カッポン・マーグロは肉を使用していないことから、クリスマス・イヴを含む伝統的なカトリックの断食日に最適な料理とされる。カッポンという名前の由来としては、クリスマスに鶏の代わりにこの料理を食べることから、富裕層が鶏の一種であるカポン(Capon)をもじった名称をつけたと考えられている。この料理は堅パンを使用していることも特徴の一つであり、スライスしてニンニクをすり込んだパンをスープやサラダボウルの下に敷く、フランスのchaponと比較されることもある〔Waverly Root, ''The Food of Italy'', 1971, ISBN 0-394-72429-1, p. 362〕。また、この料理には「カッポーネ」と呼ばれる魚(ホウボウやに似た魚)の一種を使用する〔Gillian Riley, ''The Oxford Companion to Italian Food'', p. 290〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カッポン・マーグロ」の詳細全文を読む
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