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伽藍方式[がらんほうしき]
伽藍方式〔原題中のCathedralはキリスト教圏の「大聖堂」を指している。仏教寺院の建物群を指す「伽藍」と訳されたのは、建築家ル・コルビュジエの著作''"When the Cathedral was White"''が『伽藍が白かったとき』と訳されていることを踏まえて山形浩生が訳したものである。なお、建築学においては「Cathedral」を「伽藍」と訳すことは一般的であるが、エリック・レイモンドの意図した権威的、中央集権的といった意が抜けてしまっていることは否めない。参考:Digital Freedom Interview Eric Steven Raymond 〕(がらん - ほうしき、カテドラル方式)はコンピュータプログラムの開発手法のひとつ。『伽藍とバザール』において、成功した開発例であるLinuxカーネルとその周辺の開発モデルとして定義された「バザール方式」に対し、正反対の方式として(成功しないもの、といった雰囲気を含んで)言及された。 しばしば誤解されているが、Linuxとの比較対象としてエリック・レイモンドの念頭にあったと思われるものはフリーソフトウェアで(すなわち、定義上はオープンソースソフトウェアに含まれる)開発が不活発であるとみなされているGNU Hurdであり、従って「オープンソースソフトウェアの開発手法=バザール」と言っているわけでもないし、「プロプライエタリ・ソフトウェアの開発方式=カテドラル」と言っているわけでもない。
==脚注== 〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「伽藍方式」の詳細全文を読む
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