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カトマンズの男[かとまんずのおとこ]
カトマンズの男は、1965年、フィリップ・ド・ブロカ監督、ダニエル・ブーランジェ脚本、ジャン=ポール・ベルモンド主演の映画(仏・伊)。原作はジュール・ヴェルヌの同じ題名(『les Tribulations d'un Chinois en Chine』)の小説(邦訳『必死の逃亡者 (小説)』)だが、ブロカは非常に自由な解釈をしている。 ブロカは同じくベルモンド主演の『リオの男(L'Homme de Rio)』(1963年)と同様に異国趣味をとりいれようと、ネパールの首都カトマンズや香港、マレーシアなどで撮影。 == ストーリー == 30歳の大金持ちアルチュール・ランプルール(ジャン=ポール・ベルモンド)は退屈の余り自殺したがるが自殺の試みは全部失敗。フィアンセのアリスとその小姓のレオン、アリスの母親とその恋人コルネリウス、元後見人でもあった古くからの中国人の友だちゴー氏と船旅に出る。 ランプルールの法定代理人ビスコトンが香港までアルチュールを探しにやってきて、アルチュールの破産を知らせる。アルチュールは自殺の試みをひきつづき続け、フィアンセの母親スージーは婚約解消を要求。ゴー氏のアイデアで、スージーにアルチュールの生死を委ねることになる。アルチュールは婚約者アリスとゴー氏を受取人に有効期間1ヶ月の生命保険に署名。ゴー氏は殺し屋を手配する。そしてアルチュールの殺し屋からの逃走が始まる…。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カトマンズの男」の詳細全文を読む
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