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カナダスピス
カナダスピス (''Canadaspis'') はカンブリア紀に海に住んでいた、節足動物門に属する生物。バージェス動物群のひとつであり澄江生物群からも発見されている。バージェスでは二番目に多く発見されている動物で、前半身を背甲に覆われた、ほぼ円筒形の動物である。 == 形態 == 円筒形の動物で、体長7cm、最大7.5cm。 頭部は5対の付属肢があり、二対の触角と口の後方には3対の付属肢由来の構造を持つ。また、その前には1対の突出した小さな眼があった 頭部の背面から伸びる薄い殻は胸部の背面に伸びて体の左右を覆っている。胸部から腹部は円柱形。胸部は8節、それぞれの腹面には歩脚に扇形のヒレをつけたような二枝型の付属肢が並んでいた。歩脚は短い。腹部は胸部からなめらかにつながり、7節の体節と尾節からなる。プランクトンを主食とする。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カナダスピス」の詳細全文を読む
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