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カナダ保守党[かなだほしゅとう]
カナダ保守党(カナダほしゅとう、英語:Conservative Party of Canada、フランス語:Parti conservateur du Canada)は、カナダの中道右派・保守主義政党。現在の党首はスティーヴン・ハーパー。国際民主同盟加盟。口語ではトーリー党とも呼ばれる。 == 歴史 == ブリティッシュ・コロンビア州、オンタリオ州、オタワ・ガティノー首都圏、ケベック州モントリオールを基盤とし、1993年総選挙以来、ほぼ唯一の全国政党として政権与党の座を占めてきた中道左派の自由党に対抗するために、中西部三州、アルバータ州、サスカチュワン州、マニトバ州を基盤とする右派政党のカナダ同盟と、伝統ある中道右派政党だったが小政党に転落したカナダ進歩保守党〔19世紀から1942年まで進歩保守党は「カナダ保守党」という名称であった。〕の2党が、2003年12月に合併し結党された。結党直後に行われた総選挙では政権交代には至らなかったが、99議席を獲得して選挙前を上回った。 ポール・マーティン政権に対する内閣不信任可決(2005年11月)を受けて行われた2006年1月23日の総選挙では比較第一党となり、少数与党ながら政権を獲得することに成功した。2008年10月14日の総選挙では、改選前の127議席から143議席に議席数を伸ばして引き続き第一党の座を確保したが、過半数を確保することは出来なかった。2011年5月2日に行われた総選挙では167議席を獲得し、念願の単独過半数を確保して3期連続で政権を維持した。 2015年10月19日に行われた総選挙では、議席を大幅に減らして99議席しか獲得できなかった。一方、自由党は単独過半数を獲得して第1党の座を奪回したため、保守党は約10年ぶりに下野する見込みとなった〔カナダ総選挙 野党・自由党が圧勝、10年ぶり政権交代へ (CNN 2015年10月20日 同日閲覧)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カナダ保守党」の詳細全文を読む
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