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水産海洋省(すいさんかいようしょう、Department of Fisheries and Oceans、略称DFO、および仏語名称Pêches et Océans)とは, 連邦の管轄のもとで水域の管理と保安に対して責任を持つ、カナダ政府内の政府部局である。 水産海洋省の所掌は大まかに言えば、カナダの大西洋、太平洋および北極海の沿岸における海水域漁業に対する割当量の保全と配当に集中している。五大湖およびウィニペグ湖のような、内水域漁業の保全と保護にも、多数の州との協調的な合意を通じて精力を傾けているが、連邦政府の省は憲法上、海水域漁業のみを掌握することになっている。 保全の要請に取り組むため、水産海洋省は、カナダのさまざまな地域に研究機関をそなえた広域科学部門を有している。科学部門は主として、さまざまな主の保全の要請のための証拠を用意し、それから省が規制を行うことになる。水産海洋省はまた、カナダの排他的経済水域内での密漁および外国船による乱獲と戦うために用いられる、保安官(漁業保安官として知られている)を擁する大きな強制力を保持してもいる。 本省は、カナダ沿岸警備隊 および カナダ水路測量庁などを含むいくつかの組織を管轄している。 現在の水産海洋大臣はキース・アッシュフィールド(Keith Ashfield)である. ==歴史== 海洋水産省は1867年の7月1日に創設されたが、1868年5月22日までは、法律上の権限を与えられていなかった。海洋水産省は1916年の悲惨な火災まではパーラメント・ヒル(国会議事堂)の中央区画にあり、その火災ののちには、議事堂西区画に本部を置いていたが、オタワに新たに政府官庁が作られるに際して、国会議事堂から完全に立ち退いた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「水産海洋省 (カナダ)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fisheries and Oceans Canada 」があります。 スポンサード リンク
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