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カナダ合同教会[かなだごうどうきょうかい]
カナダ合同教会(カナダごうどうきょうかい、英語:United Church of Canada)は、カナダにおけるプロテスタント系キリスト教のなかでは最大の教派である〔Religions in Canada, 2001 Census 〕 。カナダのキリスト教全体ではローマ・カトリック教会に次いで2番目に大きな教派でもある〔MSN Encarta Encyclopedia . Accessed July 13, 2009.〕。合同教会は1925年に4つのプロテスタント系教派が合同して成立した。カナダ・メソジスト教会、オンタリオおよびケベック会衆派教会、カナダ長老教会の3分の2の信徒、そして平原地方で盛んだったアソシエーション・オブ・ローカル・ユニオン・チャーチである。また1968年1月1日には福音合同兄弟団カナダ会議も合同教会に参加している。 2008年の合同教会統計によれば、約52万5000人の会員と280万人の信徒がいる。約20万人のひとたちが定期的に開催される3362の牧会区に参加している 。1991年から2001年にかけて合同教会に所属しているというひとの数は8%減少したが、これはカナダにおける主流的なキリスト教の教派のなかでは3番目の下げ幅だった〔 「もっとも下げ幅が大きかったのは長老教会で、36%も減少し、40万9800人になった。次に多く減少したのがペンテコステ派の15%減で、36万9500人である。3番目の合同教会は8%減で、280万人である。4番目はカナダ聖公会の7%で、200万人。またルター派については5%減で、60万6600人である」〕。 教会組織について、合同教会は「ボトムアップ」型の運営がおこなわれている。教職者は会衆によって選ばれ、監督のような立場によって任命されるわけではない。教会政治は排他的ではなく、リベラルである。教職者になるのを志望ひとにとって、ジェンダーや性的指向、婚姻の有無による制約はない。他の宗教を信じるものとの婚姻も認められている。陪餐は、所属する教派や年齢に関係なく、すべてのキリスト教徒に対して与えられる。 == 運営と組織 == 運営規則は1925年に制定され、その後定期的に更新されている教規 (The Manual) に定められている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カナダ合同教会」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 United Church of Canada 」があります。
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