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カナムグラ(鉄葎、''Humulus japonicus'')はアサ科(以前はクワ科に分類されていた)の一年草。 和名「鉄葎」は強靭な蔓を鉄に例え、「葎」は草が繁茂して絡み合った様を表すように、繁茂した本種の叢は強靭に絡み合っており、切ったり引き剥がしたりすることは困難である。 後述のヤエムグラやヤブムグラ等、本種と似た小種名の植物は多いが、本種とは系統的に離れたアカネ科に属するものが多い。 == 形態 == 雌雄異株のつる植物。葉は5cm~12cm程度の深く切れ込んだ掌状で対生し、鋸歯が多く表面はざらつく。茎から葉柄にかけて鋭いとげがあり、木や電柱、ガードレール等に絡みつく。花期は8月~10月で、雄株は分枝した花茎を伸ばし、多数の淡緑色の花をつける。また雌花は、株の葉腋から花茎を伸ばし、先端に苞に包まれた穂状の花をつける。雌花は受粉後に成熟して果実となると赤紫色を帯びる。 Image:Humulus Japonicus 14OCT2007.jpg|カナムグラの雄花 Image:Humulus Japonicus female.jpg|カナムグラの雌花 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カナムグラ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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