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カナリーヤシ : ウィキペディア日本語版
カナリーヤシ

カナリーヤシ学名:''Phoenix canariensis'')とはヤシ科樹木。日本では一般的にフェニックスと呼ばれている。
== 特徴 ==
アフリカ西海岸、カナリア諸島原産なのでこの名がある。日本では東京(杉並学院)以南で生育する。弓状に下垂する葉先は5mにも達する。陽樹で耐潮性に富むが寒さには弱く、-10℃が枯死限界である。
樹高は最大で12mにもなり幹周りは3m程度まで生育する。葉は羽状複葉、基部の小葉は非常に鋭い棘となるので注意を要する。
主に公園官公庁などで列植し、装飾樹として使われる。また、日本本土の南部地方の観光地では、南方気分を高めるのにシンノウヤシワシントンヤシと共によく用いられる。
なお、葉のついている茎の部分の下には、枯れた葉の基部が集まる部分があるが、ここはちょっとしたクッション状になっており、着生植物がよく根を下ろす。本州南部以南では、野外に植栽されたもののその部分に、一面にタマシダなどが生えていることがよくあり、アコウイヌビワアゼトウナマツバランなどが生えているのも見かけることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カナリーヤシ」の詳細全文を読む



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