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カナーン・ドッグ : ウィキペディア日本語版
カナーン・ドッグ

カナーン・ドッグ()は、イスラエル原産の犬種である。ヘブライ語ではケレフ・クナーニ(Kelf Kna'ani)という。
== 歴史 ==
外見により古くから存在していた犬種のように見られがちだが、カナーン・ドッグとしての歴史の始まりの年は1935年である。地雷探知犬として訓練が出来る犬種を作り出すため、古来から存在しているパリア犬タイプの犬種を改良して新犬種を生み出す計画が立てられた。イスラエル及びパレスチナには野生化した野良暮らしを送る犬種がいて、その容姿は4タイプに分かれていた。選考の結果、カナーン・ドッグのベースとしてその1タイプが選ばれた。選ばれた理由は嗅覚が優れていてしつけがよく入り、程よい警戒心を持ち合わせていたからであったといわれている。そして訓練を行って改良・ブリーディングし、新しい品種が完成した。
カナーン・ドッグは地雷探知犬として大いに貢献し、嗅覚で地雷を爆発させることなく探し出し、多くの人命を救ってきた。又、警察犬として治安の維持や事件の解決に協力したり、盲導犬としてパートナーの目となったり、番犬として家や工場を泥棒から守るなどの幅広い活躍を行っている。
近年は諸外国にも輸出され、アメリカ合衆国にも1965年に4頭が輸入され、現在千頭近くが飼育されている。国際畜犬連盟には1973年に公認犬種として登録され、イスラエルの国犬、及びイスラエル・ケネルクラブのシンボルとしても認定されている。原産地では国民的な人気が非常に高く、飼育されている頭数もかなり多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カナーン・ドッグ」の詳細全文を読む



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