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カニグモ科[かにぐもか]
カニグモ科(カニグモか、学名 ''Thomisidae'')は、クモ類の一群である。待ち伏せで獲物を捕らえる。前足が長く、それを左右に張った姿が、カニを思わせることから、その名がある。 == 特徴 == カニグモ科は、クモ綱クモ目に含まれる一群である。網を張らない徘徊性のクモで、主として待ち伏せで獲物を捕らえる。 体はやや平らで、脚もやや平面的に広げる。眼は8眼2列で、それぞれに大きく後曲(側眼が中眼より後ろにある)。側眼が大きく発達し、頭部の側面の盛り上がった台の上にある。 外見上、はっきりした特徴は、足の配置である。4対の足は、前3対が前を向き、後ろ1対のみが後ろを向く。特に前2対が長く太く発達し、その2対は左右に大きく張り出して、それから抱え込むように曲げる。その形が、カニを思わせる訳である。また、後方の脚、特に第三脚が短い。腹部は縦長のものもあるが、多くは横に幅広く、短いものが多い。また、全身に棘状の毛が多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カニグモ科」の詳細全文を読む
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