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カノーパス級戦艦[かのーぱすきゅうせんかん]
カノーパス級戦艦 (Canopus class battleship) は、イギリス海軍がかつて用いていた前弩級戦艦の艦級。マジェスティック級戦艦の次に竣工した。 == 概要 ==
本級は急速に強大化しつつあった日本海軍及びロシア海軍に備えて中国に配備するための戦艦として計画された。そのため設計段階から喫水は低く抑えられている。防御装甲はマジェスティック級以前の戦艦で用いていたハーヴェイ鋼ではなく軽くて丈夫なクルップ鋼を用いたために防御厚を減じて、浮いた防御重量で排水量を減らして速度をあげることに成功している。本級はマジェスティック級に比べて若干兵装に変更があるが、前述通りに防御厚は減じられたがマジェスティック級に匹敵する防御能力を維持した。1897年から翌々年にかけてアルビオン、ヴェンジャンス、オーシャン、カノーパス、グローリー及びゴライアスの6隻が建造・就役した。 第一次世界大戦時は現役で、他の旧式艦同様地中海で利用され、ガリポリの戦いに参加している。ゴライアス及びオーシャンは作戦行動中にそれぞれ魚雷及び機雷で戦没している。その他の生存艦は1920年代に相次いで退役した。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カノーパス級戦艦」の詳細全文を読む
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