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カピンガマランギ環礁[かぴんがまらんぎかんしょう]
カピンガマランギ環礁()、またはグリニッジ環礁()はミクロネシア連邦ポンペイ州に属し、33の島々から成る環礁島である。ミクロネシア連邦最南端の領土であり、首都のあるポンペイ島の南西740kmに位置し、最も近いヌクオロ環礁とも約300km離れている。 なおカピンガマランギ環礁は、1945年(昭和20年)まで日本の委任統治領最南端であり、戦時の一時的な占領を除いて、日本が統治した領域では最南端にあたる領土であった。 == 概要 == カピンガマランギ環礁の礁湖を含めた全体の面積は74 km²であるが、そのうち満潮時でも海面上にある陸地面積は1.1km²である。干潮時には礁湖を取り囲むように陸地が出現するが、満潮時には島の西側の大部分は沈んでしまい、島の東側に33の島を残すだけとなる。そのうち住民がいる島は隣接するウェルア(Welua)島〔ウエル(Ueru)島とも呼ばれる。〕、トウホウ(Touhou)島、タリンガ(Taringa)島の三島で、そのほかの島には定住人口はなく、農園として利用されている。 カピンガマランギ環礁の人口は2007年の時点で約500人であり、そのほとんどはトウホウ島とウェルア島に集中しているため、両島は土手道で接続されている。両島のうち主島はトウホウ島で、行政機関や伝統的酋長の屋敷もトウホウ島にある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カピンガマランギ環礁」の詳細全文を読む
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