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『クイズ殿様の野望』(クイズとのさまのやぼう)は、1991年に登場したカプコンのアーケードゲームシリーズ。ジャンルはクイズゲーム。『アドベンチャークイズ カプコンワールド』(1989年)において採用された4ボタンでの回答システムが本作においても採用されている。 続編『クイズ殿様の野望2 全国版』についても本項で述べる。 == 概要 == ゲーム内容は『信長の野望シリーズ』(1983年 - 、光栄)のパロディを意識したものとなっており、特に東北・九州地方が入っていない点は第3作『戦国群雄伝』(1988年)と共通している。 プレイヤーは戦国大名8人(各々、異なる特殊能力を持つ)から1人を選択し、自国の領地を増やしながら最終的に38国全ての統一を目指す。 敵国へ攻め込み、国ごとに設定されているノルマ回答数をクリアする事で領地を獲得できる。ノルマは1-8問で、その領地を守っている武将の能力と領地にある城の強度で決定される。お手つき(獲得した得点・イベントで回復する)が全てなくなるか、10問以内にノルマを達成できなければゲームオーバー(2ではお手付きが1減らされるだけで退却してゲーム続行。但しお手つきを減らされて0になった場合はゲームオーバー)。お手つきがなくなった場合のコンティニューは、正答数はそのままで1問目からのスタートとなり、ノルマ未達成の場合は「退却」となり攻め込む敵国の選択からやり直しとなる。 他のカプコンのクイズゲーム同様に2人同時プレイや途中参加も可能だが、退却(=残りの問題を全て正解してもノルマ達成不可能)が確定している状況下で途中参加した場合は、退却するまでそのプレイヤーは待機となる。 攻め込んだ領地が複数の領地を持つ武将の本拠地だった場合、その武将を退却させずに攻め落とすとその武将が持っていた全ての領地を一度に獲得することができる(敵の勢力が弱ければ弱いほど、正解率が高ければ高いほど攻め落とせる可能性が高い)。敵国から攻め込まれることもあり、敵軍が出題する問題のノルマを達成出来なければ防衛失敗となり攻め込まれた領地を獲られる。 この流れは、姉妹作の『クイズ三國志 知略の覇者』(1991年)、及び続編の『クイズ殿様の野望2 全国版』(1995年)も全く同じである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クイズ殿様の野望」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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