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カプリビ回廊 : ウィキペディア日本語版
カプリビ回廊[かぷりびかいろう]

カプリビ回廊(カプリビかいろう、ドイツ語:Caprivizipfel、英語:Caprivi Strip)は、ナミビア共和国の東部に450km(280マイル)あまり細長く飛び出した領土。南側はボツワナ共和国に、北側はアンゴラ共和国ザンビア共和国に接し、西部でナミビアのカバンゴ州につながっている。また、クアンド川(Cuando)・リニヤンティ川(Linyanti)・チョベ川(Chobe)・ザンベジ川(Zambezi)に接している。地域で最も大きな集落は、カティマ・ムリロである。
また、行政上この地域は東側をカプリビ州に、西側をカバンゴ州に分かれている。

== 言語 ==
カプリビ回廊の住民が使っている言語には、数種類ものアフリカ言語がある。多くはバントゥー語群の言語を話している。また、ナミビア本土とアンゴラの国境に接する北西部では、コイサン語族フクウェ語が使われている。バントゥー語群の中には、イェイ語ムブクシュ語ディリク語フウェ語トテラ語スビヤ語が含まれている。この地域で、特に州都カティマ・ムリロにおいて最も話されるのはロジ語であり、これが共通語となっていると考えられている。また、多くの人が多少の英語を話す。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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