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カペルナウム : ウィキペディア日本語版
カペナウム

カペナウム(, Kapernaoum)は新約聖書に登場する、ガリラヤ湖の北西岸にある町のことである。今日のイスラエルテル・フームにあった。新共同訳聖書では、カファルナウムと表記。日本正教会訳聖書ではカペルナウムと表記される〔早見表-固有名詞対照表:日本正教会 The Orthodox Church in Japan 〕。地名は「Kfar Nahum」、「ナフームの村」を意味する。
== 歴史 ==
イエス・キリストの公生涯の宣教のうちもっとも重要なガリラヤ伝道の本拠地になった。聖書では、旧約聖書には登場せず、福音書にのみ登場する。故にバビロン捕囚以降に建設されたと言われる。
ローマ帝国の属州だったユダヤローマ軍の駐屯地として栄え、収税所があった。イエスにとって自分の町であったと述べている〔マタイの福音書9章1節〕。
イエスはここで、中風にかかった百人隊長のしもべや、熱病で寝ていたペテロのしゅうとめ、汚れた霊に疲れた人、4人のものに運ばれてきた中風の男、などを癒した。
また、カペナウムの役人の息子の病を癒した。五千人の給食やいのちのパンの説教はカペナウム会堂でなされたと言われる。また、マタイの福音書を記した、元収税人マタイの召命もカペナウムで行われた。
イエスのこれらの活動にもかかわらず、カペナウムの人たちは悔い改めなかったので、この町は「ハデスに落とされる」と滅びることを預言した〔マタイの福音書11章23節〕。現在は廃墟になっているが、正教会七使徒聖堂1931年に建設されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カペナウム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Capernaum 」があります。



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