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カマジョー
カマジョー(Kamajors、メンデ語で「狩人」という意味)は、シエラレオネのメンデ人によって構成された親政府派の民兵組織。 ==概要== シエラレオネ内戦に対応するためにシエラレオネ軍は急速な増員を行ったが、その影響か十分な訓練が行われず、質の低下が始まっていた。そのため一部の兵士達は略奪を行ったり敵対勢力である革命統一戦線(RUF)に物資を与えたりするなど、国民の正規軍への信頼は低下していた。 ゲリラと国軍の両方の脅威に晒された国民達は、部族ごとに伝統的な狩人の技術や文化様式を生かした自警組織を結成するようになる。メンデ人らによって構成されたカマジョーは最大勢力であり、宗教的な加入儀式を経て、戦闘中にも護符を縫い付けられた「ロンコ」という独特の衣装を身につけ、呪物を身に付けるなど特徴的な衣装で戦闘に参加した。〔岡野英之「いかに武力紛争は波及するか―シエラレオネ・リベリア紛争にみる武装勢力の同盟網―」 11ページ〕
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カマジョー」の詳細全文を読む
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