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カマストガリザメ
カマストガリザメ はメジロザメ属に属するサメの一種。世界中の熱帯沿岸の海・汽水に生息。2つの系統の存在が分かっており、西大西洋の個体群はその他から区別される。頑丈な流線型の体、尖った吻、鰓裂が長く、背鰭間に隆起はない。多くの個体で鰭の先端は黒い。全長1.5m。 素早い魚食性捕食者で、水上に跳び出すこともある。性格は臆病。年齢・性別ごとに群れを作る。胎生で一年おきに1-10匹の仔を産む。幼体は特定の成育場で育ち、成体になってもそこに戻る。無性生殖した例がある。 普通は危険ではないが、餌があると人を攻撃することがある。商業漁業上の重要種である。IUCNは準絶滅危惧としている。 ==分類== フランスの動物学者アシル・ヴァランシエンヌによって、1839年のヨハネス・ペーター・ミュラーとヤーコプ・ヘンレによる''Systematische Beschreibung der Plagiostomen''に''Carcharias (Prionodon) limbatus''として記載された。タイプ標本はマルティニーク沖から得られた2個体だったが、どちらも失われた。その後この種は''Carcharhinus''属に移された〔Curtis, T. Biological Profiles: Blacktip Shark . ''Florida Museum of Natural History Ichthyology Department''. Retrieved on April 27, 2009.〕。種小名''limbatus''はラテン語で「縁取られた」を意味し、鰭にある黒い縁取りに因んだものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カマストガリザメ」の詳細全文を読む
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