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カミロ・トーレス・レストレポ : ウィキペディア日本語版 | カミロ・トーレス・レストレポ
カミロ・トーレス・レストレポ(P. Camilo Torres Restrepo, 1929年2月3日、ボゴタ - 1966年2月15日、サンタンデール県)はコロンビアのカトリック教会司祭、解放の神学の先駆者、ラテンアメリカで最初の社会学部の共同設立者でゲリラ組織ELN(国民解放軍)のメンバー。彼はその一生を通して、マルキシズムとカトリシズムとを調和させようと試みた。 == 少年時代 == 1929年2月3日、コロンビアのボゴタでホルヘ・カミロ・トーレス・レストレポは生まれた。彼の両親、父で医者のカリスト・トーレス・ウマーニャと母イサベル・レストレポ・ガビリアはリベラルなブルジョア階級の裕福な家族の出身だったと思われる。彼は両親に連れられてヨーロッパへ行き、ほんの2年間過ごしてから1934年に帰国した。3年後の1937年、両親は離婚し、カミロと兄弟のフェルナンドは母の元に残った。 彼はボゴタのロサリオの聖母学院(Colegio Mayor de Nuestra Señora del Rosario)を教員たちの間違った教育課程への非難が原因で退学させられ、1946年にリセオ・デ・セルバンテス(Liceo de Cervantes)で中等教育課程を修了した。 コロンビア国立大学法学部に入学するが、そこでは一学期学んだのみで、ボゴタのコンシリアール神学校(Seminario Conciliar)に転校した。そこでは7年間学び、それは彼が社会の現実に関心を持ち始めた時期だった。
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