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カヤーニ : ウィキペディア日本語版
カヤーニ

カヤーニ(フィンランド語: ''Kajaani'', スウェーデン語: ''Kajana'')は、フィンランドカイヌー県地方自治体である。カヤーニ郡に属する。
カイヌー県の県庁所在地である。カヤーニの北西側にはオウル湖があり、オウル川を経由してボスニア湾へ注いでいる。カヤーニではスウェーデン語話者数はかなり少なく、市内人口の0.1%に過ぎない。
== 歴史 ==

カヤーニは1651年にフィンランド総督ブラーヘによって設立された。その頃のカイヌー県はに由来するタールの主要な産地であった。生産されたタールはオウル川を経由して、オウルへと運ばれ、そこからヨーロッパ大陸へと輸出された。タールは船体の腐食防止などの用途で使用された。
歴史的な史跡のひとつ、カヤーニ城跡はカヤーニの中心部にある。カヤーニ城は1604年に竣工し、1666年に完成した。城は行政の中心、刑務所、軍事基地および市民の為の避難所として利用されたが、大北方戦争下でロシア軍に降伏を余儀なくされ、1716年3月に城は爆破された。現在、城跡は公園として解放されている。石垣は迷路のようにいり組んでいて、子供達の遊び場となっている。
20世紀初頭、カヤーニを経由しヘルシンキサンクトペテルブルクを結ぶ鉄道が完成するとカヤーニの工業化が急速に進み、著しい発展を遂げた。発展は第二次世界大戦直後に最盛期を迎えた。1977年、カヤーニ周辺の自治体と合併し、カヤーニ市となったが、人口は1990年代中頃から減少に転じている。2007年にはヴオリヨキとの合併が行われた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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