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カラオケとは、歌唱またはメロディパート(主旋律)を担う楽器を演奏する際に、生演奏ではなく事前に録音された伴奏を再生し合唱・合奏する行為をいう。1970年代以降、演奏装置そのものを「カラオケ」と呼ぶ機会も増えている。尚、対語として生演奏を生オケと言う。 == 概要 == 通常、楽曲の伴奏部分だけを「事前に記録」〔オーディオであれば「録音している」、または口語で「吹き込んでいる」と表現する。MIDIであれば「製作している」または口語で「打ち込んでいる」となる。〕している記録媒体(音楽テープやディスク等)で再生する。この言葉の生まれは、「生伴奏なし」と同義で、「カラオケね」は「伴奏なしでやろう」という意味だった。これは、放送業界で生放送において、伴奏へ多くの注意や経費を払わなくていい所から重宝した。ここまでは放送業界用語であり、この意味のカラオケは、今でも使っている。 この形式は日本で生まれたもので、カラオケの仕掛け、つまり、歌を歌うための装置、さらにはその装置を使って歌うことだけでなく、歌うための場所を提供している店(カラオケボックス)のことなどを、カラオケと略して指すようにもなっている。これは、カラオケがそれだけ一般化していることの証でもある。カラオケは、歌ってストレスを発散させたりするため、娯楽に分類し、レジャー白書で統計を取る一項目ともなった。 2008年に、イギリス政府が2500人以上の成人を対象に行った「最も重要と思いつつも最も不快に感じる電子機器(gadgets)」の調査では、カラオケが22%を獲得し、携帯電話などを抑えて1位となった。イギリスでは、日本のように防音施設が整った個室型のカラオケボックスが、まだあまり広まっておらず、カラオケを設置しているパブで、音痴の人や酔っぱらいの歌声が“騒音”被害を招いているとの理由から。 インストゥルメンタルの楽曲を聴くサービスも登場している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カラオケ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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