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カラカミ遺跡(からかみいせき)は長崎県壱岐市勝本町立石東触にある弥生時代の環濠集落遺跡。魏志倭人伝に登場する「一支国」の都とみられている原の辻遺跡から約6kmに位置しており構成集落の一つとされる。 == 主な遺構 == *環濠 - 幅3.5m、深さ60㎝ *墓地 *住居址 *貝塚 *地上炉 - 2013年に弥生時代後期の鉄の地上炉跡が発見された〔。 == 主な遺物 == 出土遺物は石器のほか、鉄製の銛(もり)、釣り針、鎌、鉄鏃(てつぞく)、槍鉋、と薄などの鉄器が出土している。 ほか、多数の動物遺体が出土しており、家畜としてのイヌ、ネコ、ウマのほかドブネズミ、鳥類、漁業対象である魚骨、クジラ、イルカ、アシカ、シャチなどが出土している。貝類ではカキ、アワビ、サザエ、オキシジミが出土しているほか、ウニの殻も出土している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カラカミ遺跡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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