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カラシン目 : ウィキペディア日本語版
カラシン目[からしんめ]

カラシン目()は、硬骨魚類の分類群の一つ。全種が淡水魚で、観賞魚としてよく知られるテトラピラニアの仲間など、2亜目18科270属1,674種で構成される。
== 概要 ==

カラシン目には2006年の時点で1,600を超える種が記載され、魚類の目の中ではスズキ目(約1万種)、コイ目(約3,200種)、ナマズ目(約2,800種)に次いで4番目に大きな一群となっている〔。およそ200種がアフリカに、残る1,400種以上がアメリカ合衆国南西部・メキシコ中央アメリカ南アメリカ淡水域に生息する。アフリカに分布するカラシン類にはキタリヌス科・アレステス科・ヘプセトゥス科の3つの系統が知られる。日本には分布しない。
コイ目に姿が類似するが、背ビレと尻ビレの間に、小さな脂ビレを持つことが差異である
(持たないものもいる。また他に脂ビレを持つグループとしてはナマズ目が知られている)
体色は銀色を主体とするものが多いが、鮮やかな色彩に富む種類も多数知られ、水族館あるいは個人のアクアリウムで広く飼育対象とされている。
また一部の種類や個体では、本来の色ではなく、金色になるゴールデン化、銀色になるプラチナ化と呼ばれる現象を起こすものがある。これは、魚に無害なバクテリアが寄生することで出現し、そのバクテリアがグアニンと呼ばれる金属光沢を起こす成分を作り出すことによるものである。
一方でコロソマ(カラシン科)など大型のものは、食用魚として重要な種類も多い。
なお、このグループでは、小型魚を中心にテトラと呼ばれるものが多いが、必ずしも小型カラシン=テトラではない。(クラウンテトラは天然で60cmを超える)

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カラシン目」の詳細全文を読む



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