|
カラタチ(枳殻、枸橘)はミカン科カラタチ属の落葉低木。学名は''Poncirus trifoliata''。原産地は長江上流域。 日本には8世紀頃には伝わっていたとされる。カラタチの名は唐橘(からたちばな)が詰まったもの。 == 特徴 == 樹高は2-4メートル程。枝に稜角があり、3センチにもなる鋭い刺が互生する。この刺は葉の変形したもの、あるいは枝の変形したものという説がある。 葉は互生で、3小葉の複葉。小葉は4-6センチ程の楕円形または倒卵形で周囲に細かい鋸状歯がある。葉柄には翼がある。学名のtrifoliataは三枚の葉の意でこの複葉から。葉はアゲハチョウの幼虫が好んで食べる。 春に葉が出る前に3-4センチ程の5弁の白い花を咲かせる。 花のあとには3-4センチの球形で緑色の実をつける。秋には熟して黄色くなる。果実には種が多く、また酸味と苦味が強いため食用にならない。花と果実には芳香がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カラタチ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|