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カリクレイン(キニノゲニン、キニノゲナーゼとも、kallikrein、EC 3.4.21.34・EC 3.4.21.35)は血圧降下に関するタンパク質分解酵素の一種。血漿カリクレインと腺性カリクレインの二つに分類される。タンパク質としてはセリンプロテアーゼ、エンドプロテアーゼに分類される。 キニノーゲンのペプチド結合を加水分解し、キニン(ブラジキニンないしカリジン)を作り出す。これらキニンは血圧を下げるオータコイドである。血漿カリクレインは血液凝固第XIIa因子(ハーゲマン因子)により活性化され、アナフィラキシーショックの血圧降下に関係しているといわれている。腺性カリクレインは薬品として用いられている。 ヒトカリクレインの遺伝子は第10染色体のp13.4にあるKLKで、酵素ファミリーを形成している。 ==関連項目== * 加水分解酵素 かりくれいん 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カリクレイン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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