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カリンカ
「カリンカ」()は、ロシアの愛唱歌である。題名の「カリンカ」とは、樹木のガマズミやその近縁種を意味するロシア語「カリーナ」()の指小形であり、いわば「ガマズミさん」「ガマズミちゃん」といった含意である。 長い間ロシア民謡と考えられてきたが、実際には、作曲家・作家・民謡研究者のイワン・ペトローヴィチ・ラリオーノフが1860年に作詞・作曲した作品である。この歌の初演は、ラリオーノフが音楽を書いたサラトフのアマチュア劇団の芝居で、舞台上で歌われたものである。 初演からまもなくして、ラリオーノフの友人で自ら設立した合唱団も擁していた、歌手のドミートリー・アレクサンドロヴィチ・アグレネフ=スラヴャンスキー()の依頼に応じ、スラヴャンスキーのレパートリーにこの歌を加えることを許諾した。スラヴャンスキーの合唱団のレパートリーとなってから、「カリンカ」は人気を集め始めた。 日本語詞では、井上頼豊の訳詞や楽団カチューシャによる詞が広く知られている。 == ロシア語の歌詞 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カリンカ」の詳細全文を読む
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