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診療録[しんりょうろく]
診療録(しんりょうろく、)とは、医療に関してその診療経過等を記録したものである。かつての日本ではドイツ語で書かれていた〔日本語を使わない理由は患者に病名を知らせない場合に都合がいいことや日本語の医学用語は漢字も読み方も非常に難しく筆記に時間がかかることが挙げられる。ドイツ語表記は日本が明治時代に主にドイツから医療技術を学んだことに由来する。〕が現在は英語、もしくは日本語に英単語を混在させたものが多い〔英語表記は第二次大戦後の日米関係やアメリカの医療技術の発達によるところが大きい。日本語と英単語の混在表記は患者への情報開示という観点から採用される。〕。また全体的な概念として診療情報、または医療情報とも言われる。(※本稿では診療録に関することのみではなくこの概念についても記述。)近年では電子カルテ化が進んでいる。 == 名称 == 日本で一般に知られている「カルテ」はドイツ語で「カード(Karte、英語のcard)」という意味である。これは、明治時代の日本が主にドイツから医学を学んだことの影響である。明治以前の日本で、診療録としての体を成している書物としては、言継卿記が上げられる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「診療録」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Medical record 」があります。
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