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『カルノフ』(KARNOV)は、1987年にデータイーストが発売したアーケードゲーム。ジャンルは横スクロールアクションゲームである。また、同作品の主人公および同社作品に登場するキャラクター。 == 概要 == プレイヤーは主人公カルノフを操り、各面をクリアして宝の地図の破片を集める。口からの火炎攻撃のほか、マジックアイテムを入手して様々な特殊効果が使える。 神の使いとされるカルノフが中東風の世界を進むイメージは、説話集『千夜一夜物語』の「ランプの魔神」を意識したものと推測される。カルノフはゲーマデリック『ラップ de カルノフ』において「マンボズボンを履いた太ったおじさん」と説明されている。カルノフのフルネームは、ジンボロフ・カルノフスキー (Jinborov Karnovski) で、当時のデータイーストの常務だった神保という人物がモデルだったとされ、ナムコから販売されたファミコン版の説明書でカルノフのフルネームが公開されるや否や、その常務は烈火の如く怒り狂ったと当時の社員だった斉藤幸一は述べている。〔ホビージャパン刊 『アーケードゲーマー vol2』 48頁〕 ;ストーリー : 平和なクリアミナ王国に邪悪な魔物たちを率いる悪しき魔法使いが攻め込み、王国の平和は崩れ去ってしまった。その様子を嘆いた神は、一人の男に魔物軍団を討ち取るよう命令し、下界へと遣わした。 : 男の名はカルノフ。人間だった頃に悪行ばかり働いていたため罰を受け、天界の神の召使として転生させられていたのだった。果たしてカルノフは魔物軍団を討ち果たして自らの罪を償い、自由を得ることが出来るのか。(FC版のストーリー) ; 基本操作 : 1レバー、3ボタン。ボタンは攻撃、ジャンプ、アイテム使用。レバーで左右に移動し、梯子がある場合はレバーを上下に入れることで上り下りが出来る。攻撃は進行方向の左右のみ。ジャンプ中でも攻撃可能。アイテムはレバーを左右に入れることで画面下部のカーソルが移動するので、使いたいアイテムが点滅している時にボタンを押すことで使用可能。 敵との接触や弾を受けるとミスとなる。ミスした場合は面の進行度合いに応じて特定の位置まで戻される。この際、ストックしていたアイテムは消えずに残るがパワーアップは全て消失する。残り人数がなくなるとゲームオーバー。 全体的に非常にもっさりした動作のため、機敏な動きで敵を軽快に避けるということはできない。歩いている時には必ず足音が鳴る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルノフ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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