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カルノー効率 : ウィキペディア日本語版
カルノーサイクル

カルノーサイクル()は、温度の異なる2つの熱源の間で動作する可逆熱サイクルの一種である。ニコラ・レオナール・サディ・カルノー熱機関の研究のために思考実験として 1824 年に導入したものである
〔S. カルノー(広重徹訳)、『カルノー・熱機関の研究』、みすず書房(1973).〕。
四半世紀間、注目されることがなったが、19 世紀後半にウィリアム・トムソンにより再発見され、これによって本格的な熱力学が始まり、熱力学第二法則エントロピー等の重要な概念が導き出されることになった。
カルノーサイクルは実際には実現不可能だが、限りなく近いものを作ることは可能であり、スターリングエンジンはこれに近い。


カルノーサイクルのP-V線図
 
 

カルノーサイクルのT-S線図

== サイクル ==
次の各過程が準静的(可逆的)に行われるものとする。
* 1-2 断熱圧縮
* 2-3 温度 T_HQ_H の熱を等温吸熱、膨張
* 3-4 断熱膨張
* 4-1 温度 T_LQ_L の熱を等温放熱、圧縮

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カルノーサイクル」の詳細全文を読む



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