翻訳と辞書
Words near each other
・ カルノフスキー尺度
・ カルノー
・ カルノー (戦艦)
・ カルノーの定理
・ カルノーの定理 (幾何学)
・ カルノーの定理 (熱力学)
・ カルノーサイクル
・ カルノータ
・ カルノー・サイクル
・ カルノー効率
カルノー図
・ カルノー図法
・ カルノー石
・ カルバ
・ カルバクロール
・ カルバコール
・ カルバジェーダ・デ・アビア
・ カルバジェーダ・デ・バルデオーラス
・ カルバジェード
・ カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

カルノー図 : ウィキペディア日本語版
カルノー図[かるのーず]

カルノー図(カルノーず、Karnaugh map)は論理回路などにおいて論理式を簡単化するための表であり、その方法をカルノー図法という。
== 概要 ==
カルノー図は1950年代ベル研究所モーリス・カルノー(Maurice Karnaugh)によって発明された。
論理式を簡略化することにより、回路に使う素子を減らすなどのメリットがある。また、ブール代数の公式などを使って論理式を簡略化するよりも比較的楽にできる場合が多い。これはハミング距離が1となるように図が組まれており(図の入力欄の隣同士の真偽値が1つだけ違うように)、感覚的、視覚的な方式で簡略化ができるためである。この入力欄の順序はグレイコードを生成するアルゴリズムで作成できる。
特に
:A\cdot B\cdot \overline+A\cdot B\cdot C
といった論理積の項を論理和した形(積和形)の場合に使いやすい。
入力を1次元につき2つまでとすれば立体的にカルノー図を考えることで(人間の次元認識能力の見地から)実質6入力まで対応できる。しかし、実際は平面的に考えることが多く、その場合は縦横各2次元の4入力までである。それ以上の入力にはカルノー図は適していない。ベン図やベイチ図、カルノー図などの図で考える手法では見落とす場合もあるため、クワイン・マクラスキー法などの機械的な方法がより確実である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カルノー図」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.