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カルバミン酸エチル(—さん—)は分子式 H2NCOOC2H5 で表される化合物である。カルバミン酸のエチルエステルで、カルバメートの一種である。アミノギ酸エチルとも呼ばれる。ウレタンと呼ばれることもあるが、ポリウレタンの構成成分ではない。初めて合成されたのは19世紀である。 分子量は 89.09、融点は 48–50 ℃、沸点は 182–184 ℃、引火点は 92 ℃ である。白色の結晶で、ほぼ無臭だが塩味・苦味がある。水に速やかに溶ける。 ==合成法== 炭酸ジエチルまたはクロロギ酸エチルとアンモニアの反応によって得られる。 :(C2H5O)2C=O + NH3 → H2NC(=O)OC2H5 + C2H5OH :ClC(=O)OC2H5 + NH3 → H2NC(=O)OC2H5 + HCl 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルバミン酸エチル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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