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カルピスこども劇場 : ウィキペディア日本語版
世界名作劇場[せかいめいさくげきじょう]

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世界名作劇場(せかいめいさくげきじょう)は、主に日本アニメーション(以下、日アニ社)が制作して『カルピスこども名作劇場』や『ハウス食品・世界名作劇場』といった名称で放送されているテレビアニメシリーズである。
世界名作アニメ世界名作アニメ劇場とも呼ばれる〔1999年に『名作アニメ主題歌ベスト20』(『フランダースの犬』から『ロミオの青い空』までの主題歌を収録)、2004年に『フジテレビ 世界名作アニメ主題歌ベスト』(『ムーミン』から『ロミオの青い空』までの主題歌を収録)というコンピレーション・アルバムが発売されている。〕。
最広義には、1969年の『ムーミン』以後の作品を指す(日アニ社の公式では1975年の『フランダースの犬』以後)。

== 概要 ==
これまで約26作(数え方によって異なる)が製作・放送され、最も有名な日本のテレビアニメブランドの一つとして知られている〔音楽面でも渡辺岳夫などの著名な作曲家が多数参加しており、主題歌群も家族向けのアニメソングコンサートなどでしばしば歌われている。〕。
すべての作品はフジテレビ系列〔フジテレビ系列局のない県を中心に、他系列局で時差ネットしていた局もある。また、主に九州地区のフジテレビ系列局では、クロスネット等の関係により、時差ネットしていた局もある(一例としてテレビ長崎では1977年3月までは土曜19:00、1977年4月から1990年9月までは日曜18:00から放送。その他、テレビ大分テレビ宮崎鹿児島テレビの各局も時差ネット。上記の4局は日本テレビの番組(すばらしい世界旅行など)を同時ネットしていた)。また、1987年9月までは一応のフジテレビ系列局だったテレビ山口は、TBS系列優先のクロスネット局であり、
スポンサーセールスや放送枠等の都合からスポンサードネットの対象から外れ、番組購入も実施出来ず(余談ながらJNN排他協定が遠因となりFNSを脱退・TBS系列への一本化を余儀なくされた)、一部作品が、競合局の山口放送日本テレビ系列局。一時期テレビ朝日系列とのクロスネット局だった時期あり)で番組販売扱いで放送されたことがあった。山形県では山形テレビが同時ネットで放送していたが、1980年4月に山形放送が日本テレビ系とテレビ朝日系とのクロスネット局に変更されたのに伴い当該枠はテレビ朝日系同時ネット枠に変更されたために山形テレビが日本テレビ系の番組を同時ネットすることにより遅れネットとなってしまった。〕で毎週日曜日の夜19時30分より本放送されているため、かつてはフジテレビを代表するアニメ番組と認識されていた時期もある。
どの作品以後を『世界名作劇場』シリーズに含めるのかは、諸説ある〔WEBアニメスタイル 特別企画 第1回「世界名作劇場って何本あるの?」 WEBアニメスタイル、2005年11月14日。〕。
*「原作が日本国外の文学作品」(『七つの海のティコ』のみ例外)という基準で、1969年の『ムーミン』以後の作品を指す。
*「日常を舞台にした作品」(厳密には例外もあるが)という基準で、1974年の『アルプスの少女ハイジ』以後の作品を指す。
*「日本アニメーションの制作」という基準で、1975年の『フランダースの犬』以後の作品を指す。
なお、『世界名作劇場』という名前がついたのは1979年放送の『赤毛のアン』からであり、それまでは『カルピスこども劇場』や『カルピスファミリー劇場』という名前がついていた。『赤毛のアン』以降は提供がカルピスの一社だけで無くなったためシリーズ名を何度か変更している〔その後ハウス食品工業が単独スポンサーとなって「ハウス世界名作劇場」と称した時期もあった。後にBSフジで新作を放送される際、冒頭にも「ハウス食品世界名作劇場」と冠された映像が付いている。〕が、本項では日アニ社が公式にシリーズの総称としており一般的にも認知されている『世界名作劇場』を項目名とした。
オリジナル作品である『七つの海のティコ』を除けば、ほとんどの作品が原作者が既に故人である事が多く、放送期間中に原作者が存命だった作品では、『南の虹のルーシー』、『アルプス物語 わたしのアンネット』、『大草原の小さな天使 ブッシュベイビー』、『こんにちは アン 〜Before Green Gables』の4作のみである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「世界名作劇場」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 World Masterpiece Theater 」があります。



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