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カルボニル基 : ウィキペディア日本語版
カルボニル基[かるぼにるき]

カルボニル基(カルボニルき、carbonyl group)は有機化学における置換基のひとつで、−C(=O)− と表される2価の官能基。ホルムアルデヒドから水素原子を取り除いたものに等しい。
アルデヒドケトンカルボン酸とそこから誘導されるエステルアミド、あるいはケテンなどに存在する。結合の相手は通常 2個の原子だが、ケテン二酸化炭素など、1個の原子のみに結合する場合もある。
ケトンのカルボニル基は特にケト基と呼ぶこともある。また置換様式の観点を変えると、炭素鎖のメチレン(-CH2-)に対して特性基オキソ基(=O)が置換した構造でもある。
カルボニル基の結合のひとつが水素で置換された 1価の官能基が、アルデヒド基(ホルミル基)である。
一酸化炭素配位子として金属上に結合しているとき、カルボニルと呼ばれる。
== カルボニル化合物 ==
カルボニル基は以下の化合物を特徴づける。
この他に有機物のカルボニルには尿素ウレタンがあり、無機物には二酸化炭素硫化カルボニルホスゲンがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カルボニル基」の詳細全文を読む



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