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『カルミデス』(カルミデース、、)とは、プラトンの初期対話篇の1つ、またその中の登場人物。副題は「節制〔ギリシア語の「ソープロシュネー」(、sophrosyne)の訳語。原義は「思慮の健全さ」。「思慮節制」「克己節制」とも。〕について」。 ==構成== ===登場人物=== *ソクラテス - 37歳頃。 *カルミデス(カルミデース)〔プラトンの母の弟、すなわちプラトンから見れば叔父にあたる。また、クリティアスとはいとこの関係になる。後にクリティアスらの三十人政権に加担し、運命を共にする。〕 - 美少年。15歳頃。 *クリティアス〔先祖がアルコンを幾度も担ってきたアテナイでも屈指の名家の子息。祖父の名を受け継ぎ、クリティアスの名は一族内では4代目。プラトンの母やカルミデスとは、いとこの関係。後に三十人政権の首謀者となり死亡。彼を教育した師がソクラテスだと看做されていたことが、ソクラテスが法廷に送られる一因となった。〕 - 28歳頃。 *カイレポン〔『ソクラテスの弁明』でも述べられているように、デルポイの神託を引き出し、それをソクラテスに教えることで、彼の愛智者人生のきっかけを作った人物。〕 - ソクラテスの旧友かつ熱烈な信奉者。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルミデス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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