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カルロス・アントニオ・ロペス : ウィキペディア日本語版 | カルロス・アントニオ・ロペス
カルロス・アントニオ・ロペス(Carlos Antonio López Insfrán、1790年11月4日-1862年9月10日)は、パラグアイの政治家。パラグアイ共和国初代大統領(在任1844年-1862年)。前統治者ホセ・ガスパル・ロドリゲス・デ・フランシアの築いた体制を改革・継承し、近代化路線をとってパラグアイを南米諸国中最も安定した国に育て上げた。 パラグアイの5000グアラニー紙幣に肖像が使用されている。 == 前半生 == ロペスは1790年11月4日、アスンシオンのマノラ区で生まれ、同市の神学校で教育を受けた。ロペスはパラグアイ独立の英雄で独裁者であるホセ・ガスパル・ロドリゲス・デ・フランシアの甥であったが、法学と神学を修めたロペスは知識人やブルジョワ階級を弾圧したフランシアに疎んじられ、アスンシオン近郊の農園で農耕を営みながらの隠遁を余儀なくされた。しかし、1840年にフランシアが死去し、あとを継いだ軍事政権が国をまとめきれずに政局が混乱すると、パラグアイには数少ない法学及び行政事務に精通した知識人として政界へと推挙され、1841年にはとともに最高執政官の地位に就いた〔 「パラグアイを知るための50章」p103 田島久歳・武田和久編著 明石書店 2011年1月15日初版第1刷 〕。
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