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カルロ・ヤンカ(、1986年10月15日 - )は、スイスのアルペンスキー選手。ドイツ語圏であるグラウビュンデン州のオーバーサクセン出身。 == スキーのキャリア == 2001年12月に国際スキー連盟のレースに初出場し、2004年1月にはヨーロッパカップに初出場した。2005年12月にワールドカップに初出場したが、その時は完走できなかった。2006年にカナダのケベック州モン=サン=アンで行われたジュニア世界選手権では3位入賞し、連盟公認のレースでは初めて表彰台に立った。2007年のシーズン終了時にはヨーロッパカップランキング全体で4位についた。 2006年12月17日にイタリアのアルタ・バディアで開かれたワールドカップの大回転では20位に終わったが、2年後の2008年11月29日にカナダのアルバータ州ルイーズ湖で開かれたワールドカップの滑降では2位に入り、急成長を見せた。その2週間後の12月13日にはフランスのヴァル=ディゼールで開かれたワールドカップの大回転で優勝し、翌月にスイス、ヴェンゲンのラウバーホルン山での大会でも優勝した。その後、2009年にヴァル=ディゼールで開かれた世界選手権では大回転で金メダル、滑降で銅メダルを獲得した。 2009年12月4日から3日間にかけて、ヤンカはアメリカ合衆国のコロラド州ビーバークリークの「バーズ・オフ・プレイ」コースで開かれたワールドカップでスーパー複合、滑降、大回転の三種目において勝利した。これは10年前に同じ場所でオーストリアのヘルマン・マイヤーが達成して以来10年ぶりのことである。また、同じ週末にカナダのルイーズ湖で開かれた女子ワールドカップではアメリカのリンゼイ・ボンが二種目で勝利し、三種目めで僅差で敗れるという擬似記録をつくった。2010年1月16日にはラウバーホルン山で開かれたワールドカップの滑降種目でも優勝した。 2010年2月23日にカナダのブリティッシュコロンビア州ウィスラーのウィスラー・クリークサイドで行われたバンクーバーオリンピックの大回転種目では金メダルを獲得した。3月にドイツのガルミッシュで行われたワールドカップではスイス人選手で4人目となる総合優勝を果たした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルロ・ヤンカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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