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カルローズ カルローズ (Calrose) は、“カリフォルニアのバラ”と呼ばれるカリフォルニア州発祥の中粒種の米。日本の米と発祥を同じくするジャポニカ種(短粒種)であるが、穀粒の長さはタイ米などの長粒種(インディカ種)と日本米の短粒種の中間である。 1948年にカリフォルニア州で開発され、中粒種を中心としたカリフォルニア州の米産業の基盤となった。現在カリフォルニア州で栽培されている90%以上の米が中粒種であり、その約80%はカルローズである。アメリカ国内使用及び大韓民国、台湾、香港、カナダ、スペインなどをはじめとする40カ国以上に輸出されている為、世界ではよく知られている。 特徴としては中粒種であるため、短粒種と比べると水分値が低く、ねばり気も少ない。逆にタイ米などの長粒種と比べるとしっとりしている。また、香りや味を吸収しやく、冷えた状態でも比較的味が落ちにくい。世界各地において地中海料理、西欧料理、アジア料理の中でパエリア・リゾット・スープ・カレー・ドリア・サラダなどに使われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルローズ」の詳細全文を読む
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